■雑記[中古品フェア]


2002/12/29

「占い」

朝起きるとテレビが「朝の占い、カーントダーン」とかぬかしてやがる。

やかましいっちゅうねん。

 

私は占いと言うものをまったく信じていない、

いや、少しばかりのジンクスは信じてるのかもしれないが、大方のところ信じていない。

 

しかし、世の中は広く、いろいろな価値観を持つ人がいて

当然占いを信じてる人も存在する。

占い産業が成り立っているところを見るときっとその数は少なくないのだろう。

 

でもなぁ〜、血液型占いですら当たらないのが現状やで。

「よく人にあなたはA型でしょう?」とか「B型でしょう?」とか

頼みもしないのに言われて、訂正するのも面倒くさいから

「あぁ、なんでわかったん?」と聞くと長々と講釈をたれてくれるが

 

「全然当ったって無いんじゃ〜ボケェ〜!!俺はAB型じゃい!!」

 

まぁ、血液型占いはまだ遺伝要因が関わってるからまだ別物だとしても、

(だって、人間の感情のメカニズムは細胞の収縮運動とかが関係しているらしいからなぁ〜。)

その他の生年月日とか好きな色とかそんなんで

 

「あなたの前世は中世の騎士です。」とかいわれてもなぁ〜。

 

占いに関するエピソードとしてこんなものがある。

大学時代のことだ。当時、私は病院の事務当直のバイトをしていた関係で

よく白のYシャツを来て学校に行っていた。

 

英語の講義に出席したある日の出来事である。

 

英語の時間にしか会わないちょっとイタめの友人がいきなり、

「君は最近過去の自分を捨て変わろうとしているね?」

「はぁ?!」

 

何の前触れも無く彼は私の生きざまを断定しようとしていた。

「なんやねんいきなり?」と私が聞くと彼は自信満々に
  

 

「白の服をよく着てくるね。白は過去を捨て変身したいという願望が現れているんだよ。

 最近毎週英語の時間に君は白いシャツを着てくる。」

 

 

いやいや、かなり勉強してきたみたいだが、思い込みとは恐いもんだね。

 

単にバイトのローテーションの都合で、毎週おんなじ曜日に白いYシャツを着てくるだけやのに。

 

まったくもって願望とは関係無い・・・

 

一応、彼にその事実を告げ、私が別に変身なんか望んでいない旨を伝えると彼は一瞬ひるんだが、

 
 

「君の深層心理がそうさせているんだよ!!」だって。
 

 

なんじゃいそれ!!

 

深層心理を出されると反論の余地が無い。

だって無意識下での行動なんだもん。

俺が自分でコントロールできない範疇だからな。

 

まったく汚い言いようだぜ。

 

とにかく、占いも一種の宗教だなと思う。

それにすがって生きたいと思うんだろうなぁ〜。

まぁ、それはそれで別に否定する気はないけど、

それであんまり思いつめんとプラス思考で生きていって欲しい、

 

 

って大きなお世話か・・・